ちびっこProject 西村奈桜
Qなぜ長谷部研究会に入ったのですか?
また、数あるプロジェクトの中からどうしてちびっこプロジェクトを選んだのかということを教えていただきたいです。
長谷部研のことを知ったのは、友人と行った2019年のORFです。そのときに色々なプロジェクトがあることを知って、ちびっこプロジェクトのパンフレットももらいました。1月、2月になるとだいたい学部が決まってきて、どこのサークルに入るみたいな話になるのですが、私は茶道会以外に入りたいサークルがなくて、研究会には入りたいなと思っていた時に、ちょっと気になるからちびっこプロジェクトのサブゼミを聴講してみようかなという感じでした。その時はまだzoomがあまり普及していなかったので、LINEのグループ通話で第1回のサブゼミを行っていて、聴講をするためにはちびっこプロジェクトのLINEグループに入らなければならず、自然と次回のサブゼミにも参加することになっていました。あたかもメンバーかのように扱ってくれて、気づいたらサブゼミだけではなくて長谷部研の授業も聴講させていただくことになりました。毎週聴講するぞという感じではなく、次も次もとルーティン化していくうちに春学期の授業を全て聴講させていただきました。長谷部研のことは本当に何も知らなくて、聴講をしていくうちに自然と私はここに入るんだなという気がして、当たり前のようにエントリーをして、当たり前のように入ったという感じです。オンラインだったので、聴講も行きやすかったなと思います。秋学期の初回に新規生が自己紹介をした時、よろしくお願いしますと言ったら、チャットで「あれ大人っぽくなったね」と既存生の皆さんから返ってきたのは面白かったですね。ちびっこプロジェクトを選んだのはパンフレットとか名前を見たときに、小さい子が好きな自分に合うかもしれないと思って、実際に聴講に行ったことでより興味が出てきたからです。もしかしたらLAPのサブゼミに行っていたら地域に興味が出たのかもしれませんし、長谷部研で自分の興味が作られていった感じがします。
Qプロジェクトの魅力を教えてください。
他のプロジェクトのことをよく見ずに入ったので比較はできませんが、とても温かいプロジェクトだと思います。私的には意見を言うのが怖くなくて、いい意味で忖度とかがないですね。聴講生の時に、一緒にプレゼンをさせていただいたこともあるくらい開放的です。あとはメンバーのバランスがすごく良いと思います。
Q印象に残っているエピソードはありますか?
6月末、7月ぐらいに髪の毛をオレンジにしたことがあって、聴講生が挨拶をする時間にチャットで「似合ってる!」「かわいい!」と言ってもらえたことです。存在を認知してもらえているっていうのもそうだし、オンラインだと空気感が掴みにくく、毎週聴講しているのをどう思われているのか怖かったので、その声をいただいたことがとても嬉しかったです。プロジェクトの活動は、フィールドワークには2回しか行けていなくて、まだまだこれからという感じなのですが、個人的に保育補助のアルバイトでは5歳の子供と一緒にいて、フィールド先の秋葉台小学校で小学校2年生、小学456年生と中1から中3は塾で教えたりしていて、0歳から中3までの変化がとても面白いなって思っています。去年までは子供が好きと言っても、例えば子供を虹だと思うと、子供という虹でしかなかったのですが、今はちゃんと7色に見えます。この人たちはまだ1人称は使えないとか、小学校2年生の子だったら悲しい嬉しいなど変な言い回しではなく素直に言った方がいいなとか、逆に小5だと本当に小さなことでも容赦なく笑えるみたいなところがあって。気持ちの変化があることを知りました。保育園の先生の優しく陽気な喋り方もちょっと移ってきていて、自分の変化も感じます。今までは自分と近い年代の人とかしか関わっていなかったので、いろんな生き方があるんだなと思いました。また私は絵を描くのが好きなのですが、今までは恥ずかしくて見せたりすることはなかったのですが、描くのが好きですと言えるようになったり、プレゼンのスライドに絵を使ったりするようになったのは変わったなと思いますね。
Q最後に、ちびっこプロジェクトに興味を持って頂いている学生の方に一言お願いします。
これから長谷部研やちびPに入りたいと思ってくれている人はまずは違いを受け入れてみて欲しいなと思います。そしてちょっとでも興味がある人はぜひ聴講に来て欲しいです!